グリンワーズの災厄の乙女
【第一部:迷いの森編】
「災厄の乙女来たり――」
九年前に下った託宣は、一人の少女の運命を大きく変えた――
白い髪に深緑の瞳の少女はグリンワーズの迷いの森に閉じ込められ、ただ自分の死と王国の終わりを待つ。
そんな少女のもとにやってきた監視役であるレギオンは、災厄の少女を憎んでいた――。
「願ったら、殺してくれる? ――同情でも憐れみでもない、純粋な憎悪で」
1:誰の目にも触れぬ花
2:失われた名は今、
3:歌声はあの日の夢を
4:残酷な願い
5:その罪はただ一人の嘘から
6:この存在の証を
7:幸福の訪れ
●第二部 【王都編】
グリンワーズの森を去り、国外への旅に出るはずだったレギオンとマリーツィア。
しかしレギオンは王都を出るどころかしばらく滞在すると言い出して――。
『災厄の乙女』であるマリーツィアが泊まれるような宿はないはずなのだが、レギオンには策があるようで?
8:君のてのひら
9:それは甘い君の余韻
10:独りの恐怖
11:傍にいる、ただそれだけだけど
12:寂しさは夜の闇に溶けて
13:この世界の闇を知らない君は
14:君がくれる選択に、
15:狂った世界の中で
16:ただ君という存在を想う
17:想いはすれ違い傷つけ合う
18:選び取るものひとつ
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